私自身ら強い熱意を持って教職課程の受講を決めたつもりでした。教員採用試験に合格した今でも思い出してしまう程に教職課程は大変なことが沢山ありました。5講目6講目にある講義や模擬授業?実習など、ことあるごとに辛くて辞めてしまおうかと考えました。実際、1年生の最初に一緒に教職を目指していた仲間たちの多くは辞めていってしまいました。日々の授業だけでも辞めたくなるほど大変なのに、3年生の後期から教員採用試験の勉強も加わるとなると本当に忙しくて時間も心の余裕もなくて不安な気持ちが強くなっていったのを覚えています。それでも受験前になると以前のように辞めたいという気持ちは全く無くなっていました。それは、今辞めたらこれまで頑張ってきた自分に失礼だ、と思ったからです。
教職は多忙で辛い思いも沢山あると思いますが、試験までの日々を後悔の無いように大切に過ごして下さい。不安な気持ちはひたすら勉強することでしか拭えません。モチベーションが保てなくなったら原点に戻って教職を目指す理由を思い出したり、学校見学に行ったりしてみて下さい。1月の教師教育研究協議会では現職の先生方からお話を聞くこともできます。大学の教職員の方々や先輩たちは一生懸命に頑張りたい皆さんに協力してくれます。辛くても諦めずに頑張った先にはきっと合格が待っています。頑張って下さい!